これまでに乗合船に感動したことがあっただろうか。

釣りに行ったよ♪

とは言っても、乗合船に乗ったのはこれまでに5回だけの私が言うのは説得力に欠けるかもしれませんw
ですが、無いものはコンビニ行くとすぐに手が届く陸上と違い、海の上 しかも顔を知らない者同士 十数名が1つの船にいる訳です。
そんな船上は色んなタイプの人がいらっしゃいます。
お互い人見知りするタイプだと厄介ですw 情報収集どころか、もくもくとリールを巻くだけの人もいれば
船上でどう戦い抜きライバル達を引き離すか、そんな熱い闘志をメラメラと燃やしている人もいるでしょう。
はたまた船上から眺める、普段の目線とは全く異なる景色や景観に、思わずシャッターを切る人もいます。
初めてとは思えない程人懐こいタイプの人もいるでしょう、釣れた人の所へ行ってはネクタイのカラーなどを、面白おかしくスパイするタイプwww
そんな方々を観察するのは本当に面白いものです。私的にはこれが乗合船の一番の楽しいところかもしれません。

私は人見知りというより自分を出し切らずネコを被って接し始めるタイプ。必要以上のカロリーを無理に消費しないズルイ奴w
その代わり、何だか初めてとは思えないくらい意気投合する事もあり、そんな時はものすごくエネルギーを使います。
ですが吸収し得るものも多いので、疲れないという相乗効果に見舞われます。
あまり多くない瞬間ですが、出逢うとものすごく高尚な気持ちになれます。(尊いw)

何の縁か土曜日に西宮から出港する乗合船の船長からTELが入り、風と波が高くなる予報の為と前日にキャンセルの連絡をして来られ、楽しみにしていたため超ガッカリ。。。もう魚釣りをしたい欲は既に爆発していたので、即ネットで検索。
1発目に出てきたのが、日曜にお世話になった船宿さん。偶然は必然とも言います。
内容見て、船見て、ニヤリ。めっちゃ良い条件。しかも女子トイレあるってどうかしてるわ!www
すぐ電話。若そうな声の船長さん、でも声だけじゃわかりません。電話対応丁寧です。
とてもじゃないけど、想像しているオラオラ感の船長はどこにもいませんwwwwwwwwwww
この電話の時は計り知れない感じでしたが、当日、5時集合のところ20分ほど早めに着。車で待機していたら後方から若そうな男性1人。
雨が降っていたのもあり、会釈をして私の車を通り過ぎられてから船長?乗る人?まだわからないままでしたが、
いよいよ始まると思うドキドキ感を抑えながら車から降りて準備を始めました。

ロッドとタックルボックス、クーラーボックス、手荷物ととてもコンパクトに収めてきたので、目の前の船まで1往復で事足りて体力消耗無し♪
この日は計6名での乗船だったので、フィート数は分からないけど、横幅が十分広い船もあり各自の荷物を載せても十分の広さがありました。
すぐに名簿を書き料金を支払えばあとは乗り込まれた方に挨拶をして釣りの準備開始。心臓が口から出そうまではいかなくても程良い緊張感。
私以外は常連さんだったのもあり、ちょっとアウェイ感w 来る前からロッドは完成した状態だったのでフックとヘッドを出して眺める。
どの子にしようかな♪そうです、あの色とりどりのフックシステムを眺めてニヤニヤ。以前、鯛が釣れてたこともあり通用するのかなんて不安は無い。
そうこうしてるうちに6時頃に出港。漁港を出るともう明石海峡大橋が目の前に広がります。あいにくの雨模様でモヤがかかっていますが、うっすらと雄大な橋が見えています。
その橋を左に見ながら淡路島西側へ。キティちゃん沖の沖を進んでいきます。20分ほどで最初のポイントへ。
先ずは実績のあるオレンジクラッシュのビーズ使いのフックを選び、1匹目が釣れたら色々遊んでみよう大作戦で最初の一投。
みなさん黙々と鯛ラバを巻き巻きされています。もちろん私も。アタリは感じられず潮の流れを感じます。小潮のわりに流れてる感。
30mラインで80gのヘッドだとバーチカル気味に感じますが、慣れてる80gでそのまま続けます。まだ誰も釣れず時間がゆっくり流れ、場所移動。
少し明石寄りの場所へ。わりと水深は浅めでした。ここで鯛ラバヘッドを60gへ変更し、ネクタイのカラーも替えました。
後ろの方がすぐに40cm超えの鯛をゲットされてすぐに、ドーーン!のアタリ。元気に走るので鯛ではなく青物確信。
あれ?亜衣ちゃん船長の船に乗せて頂いた時と同じパターンやんwwwww なんて1人ニヤケながら巻き巻き。数分後に見えた姿はハマチくん♪
フックシステムに大きいビーズを付けると、なんだか青物もよく釣れる気がしてたけどやっぱり・・・。
今回はハマチクラスだったので周りにあまり迷惑をかけずだったけど、これがメジロや鰤だと厄介だったに違いない。
お隣の女性の気遣いで、上がるまで自身の鯛ラバを上げて待ってくださってた事にとても感謝です。
乗合船での魚釣りにとても慣れてらっしゃる感じでした。素晴らしいの一言です。
ただ本命では無いので色々とまだ遊べませんw

転々と場所移動を繰り返しながら、私はリヴィラバネクタイを交換しまくり。この日は雨でローライト、濁り潮。ヘッドを明るい色にするか、グローにしようかとか次の1投を頭で描きつつ、
ネクタイをグロー系にしたり、グロー系の色違いでシングル2本を付けた時、アタリ・・・アタリ・・・・アタ・・・・・・離れたぁぁぁあぁ、、、、、、 あ”~~~~!!!!と心の中で大声
その3秒後、後ろの方がヒット!そっち行っちゃった!?!?!涙
そんな攻防を繰り返す事地獄の2時間wwwwww そんなことが5回続き、次の1投は確実にヒット~!心を落ち着かせて20mほど巻き上げたところでフックアウト・・・・・・。
もう笑うしかないwwww というか、一応アタリもあり、ヒットもあったので、ネクタイ選びは間違ってる訳ではないと確信。
11時頃、大きく移動とのことで、雄大な明石海峡大橋をくぐり岩屋沖へ。
こちらは数隻の鯛ラバ船がいました。西側では3隻ほどの乗合船がいましたが、岩屋沖はもう少し多め。(とはいえ、天候もありいつもより少ない)

ここで別のフックに変えて、ネクタイはアタリのあるものを継続。しかーし、西側ではアタリがあったのにまったく反応なし。ここで隣の女性が連続ヒット!
落とせばアタル快進撃wwww 凄すぎるw もう、大阪のおばちゃん根性丸出しで、使用ネクタイを聞くw
残念ながらリヴィラバではなく、厚みのある赤黒ゼブラ。(厚みがあると言えばアレですねw今年新色が出たアレですww)
リヴィラバにも同じカラーがあるので、そちらに替えるね!と宣言し再投入!アタル~~!けど離れる~~~~!!!涙
何でなんwww 
この女性との違い。よく観察。すると、この3ノット程ある流れの中、こちらの女性は45gの鯛ラバヘッドを使用されていました。
出た!これぞ乗合船だから出来る技。
いつものマイボートでは、ドテラで流すためラインが45度になるのを意識しながらヘッドの重さを調整するので、そのクセもあり私は80gを使用していました。
ですが、船長の巧みな操船により、激流でも軽いヘッドで釣りが成立する素晴らしさを始めて知りました。
前進、行進、バウスラスターが常に稼働していました。この船長すごすぎる、、、、、
1枚でも多く釣っていただきたいの言葉が真実にしか思えない瞬間でした。え?普通なの?だって、私が鯛ラバ始めた頃に釣れないから研究のために乗せていただいた乗合船はそんな感動はみじんも無かったような・・・。
もう二度と乗合船に乗ると言う選択はないと思ってたけど、この船長とこの船にはまた絶対に乗せていただきたい。
乗合船での釣りのノウハウを、言葉なく教わった気持ちです。

あ、あまりのテクニックに興奮してしまいましたwww
ねちっこく狙っていただいたのですが、私はアタルだけでまたまた釣れず。そのあとまた移動をして、大橋のたもとから西側に流すラインへ。
こちらも激流です。80gのヘッドで、着底がわかるかわからないかの流れです。
ここでようやくバタバタ~っと釣れ始める。私も連続で2匹、何とか明石鯛を釣らせていただきました!さすがです、あっぱれです!!

結果、この日はハマチ・ガシラ・鯛を釣らせていただきましたが、釣果が伴っただけでなく、こんなに心躍る経験をしたのは本当に久しぶりに思います。
そうそう、トイレから戻ったら、船長が暖かいコーヒーを振舞ってくださいました。しかも蓋付きです。
一瞬言葉を失いそうになり、上手くお礼を言えてなかったかもしれませんが、その1杯のコーヒーに完全にノックアウトでした~♪wwwww
そして港に戻ると、超笑顔で若い奥様が出迎えてくださっていて、え、こんなに若いのに出来た夫婦って一体・・・。
奥さんが隣の船からこちらの船にまたいで来ようとした際、船長が船同士をくっつけるため片方を引っ張ってた姿にキュンキュンwww
飛び乗れるよ~~と言う奥さんもまた笑顔で、見ていて微笑ましいったらwww

と言うことで、幸せのおすそ分けをいただきに、また是非利用させていただきたいです!
本当なら船名とか公表したいのですが、人気になるの間違いないので言わないでおきます(ケチwww)だって、予約が取れなくなったら困るからwww興味のある方は直接私まで問い合わせてくださいね♪

この記事をコツコツ書いた人w

海原 タマミ
海原 タマミ釣りキチ♪ ソルトルアー釣りに夢中です!
初めまして~♪41才でルアー釣りに夢中になり、今では「釣りキチ♪」と呼ばれるほどに☆女性でも快適に、ルアー釣りを楽しめたらいいな~~!と思い、女性アングラーを中心に、お友達を増やし情報共有やイベントの開催を目指します♪

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